みかんの品種・ブランド徹底比較！違いを知れば選び方が変わる！

🍊みかんの品種・ブランド徹底ガイド

冬になると必ずと言っていいほど登場する「みかん」。特に温州みかんは、日本人に最もなじみの深い果物です。

しかし実は、その温州みかんの中にも数十種類以上の品種があり、さらに日本各地でブランド化されたみかんも数多く存在します。

ここでは、温州みかんの系統分類や旬、そして有名ブランドの特徴、さらに温州以外のみかんや珍しい柑橘類まで幅広くご紹介します！

🧬 温州みかんの分類と特徴

温州みかんは大きく4つの系統に分かれます。

• 極早生（ごくわせ）：9〜10月に出回る、やや青みが残るみかん。さっぱりした酸味が特徴。
• 早生（わせ）：10〜12月頃の主力。酸味がほどよく抜け、甘さとのバランスが良好。
• 中生（なかて）：12月中旬〜1月。果汁が多くコクが深いが、外皮はやや厚め。
• 晩生（おくて）：1〜2月頃。代表品種は「青島みかん」。貯蔵によって酸味がまろやかになり、濃厚な甘みを楽しめる。

🏆 ブランドみかんのこだわり

温州みかんの中でも、特定地域で厳しい品質管理のもとに育てられた「ブランドみかん」は格別です。

• 有田みかん（和歌山県）
  全国生産量の約1割を占める、日本の代表的ブランド。急斜面の石垣畑で育ち、日当たり・水はけの良さから糖度の高いみかんができます。モノレールを使った運搬風景もこの地域ならでは。
• 三ケ日みかん（静岡県）
  浜松市三ケ日町で栽培。糖度が高く、しっかりとした酸味が共存する深い味わい。丈夫な果皮を持つ「青島みかん」は貯蔵に適し、冬〜春先まで味がのった状態で出荷されます。
• 西宇和みかん（愛媛県）
  「海・空・石垣の太陽」という三重の光を浴びる愛媛みかんの主力ブランド。糖度センサーによる選別で、高品質な果実のみを出荷。専門研究所「みかん研究所」もあり、品種改良も活発。

🍊 温州みかん以外の柑橘類一覧

※旬は地域差や年によって前後することがありますが、おおむねこの時期を目安にしてください。

💡 栄養もすごい！柑橘のパワー

温州みかんに含まれる「β-クリプトキサンチン」はがん予防や骨の健康に注目されており、他の柑橘にも有効成分がたくさん！

• オーラプテン：文旦・はっさくの皮に含まれ、がんの抑制効果（動物実験）
• ポリメトキシフラボン：多くの柑橘の皮に含まれ、リウマチやがんの転移抑制（同上）

🎁 用途別おすすめランキング

✅ みかん選びのポイント

• 皮がハリがあり色が濃い
• ヘタが小さい → 甘くて果汁豊富
• 重さがある → 果汁たっぷりのサイン

📝 まとめ

みかんと一口に言っても、品種・栽培地・旬によって味わいはまったく異なります。

ぜひ、あなた好みの一品を見つけて、毎日の暮らしに“みかんのある時間”を取り入れてみてください。

まか

とてもおすすめな柑橘食べ比べ！大福に入っていますが、この大福がまた美味です♡