忍野八海(おしのはっかい)と呼ばれる地をご存知でしょうか?
【忍野八海とは?】
忍野八海は、富士山の北麓に位置する忍野村にある8つの池の総称です。
この忍野八海、いま密かに注目を集めているんです。
2013年、富士山が世界遺産に選ばれましたね。
富士山が世界遺産に選ばれたときに、合わせて25の文化資産が富士山の構成資産として認められました。忍野八海を作る8つの池も含まれています。
富士山の世界遺産認定に伴い、構成資産の面々もじわじわと注目を集めるようになったのです。忍野八海は国の天然記念物に指定され、全国名水百選に選定されているほど美しい場所です。富士山の雪解け水が数十年の時を経て、湧き水となってできた池なので、水はとても澄んでいて幻想的な雰囲気をまとっています。
忍野八海には、富士信仰の古跡霊場や富士道者の禊の場であったという歴史もあり、昔から人々にとって神聖な場所であったことが伺えます。
雪解け水を触ることができる場所もあります。とても澄んでいてキレイな水は、同時に厳かな雰囲気をまとい、とても冷たい水です。
【おわりに】
富士観光のひとつにぜひ組み込んでいただきたい場です!
水面にうつった、富士の山はとてもきれいです。
数十年前の雪解けの水と共に、富士に想いを馳せるのもステキですね。