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硬いと噂の新幹線アイス【美味しいよ】

 

 

「新幹線で車内販売されてるアイスはとても硬いらしい」

「#スゴイカタイアイス」

など、話題に上がった東海道新幹線の車内販売アイス

 

この度、新幹線に乗ることがあったので実際に食べてみました!

どのくらい硬いのか…

まか
わくわくしながら挑戦しました!

 

Contents

 

車内販売のタイミング

今回購入に成功した新幹線はのぞみ「東京↔新大阪」で乗車していました。

実は少し前、のぞみに乗ることはあったのですがその際は「名古屋↔新大阪」

 

乗車時間が50分程しかない中で、車内販売がなかなか来ず…

降りる間近あたりで来たため、購入は諦めていました。

 

車内販売はグリーン車(8・9・10号車)から始まります。

その後、1号車方面、16号車方面へと向かっていくようです。

 

そのため、1号車や16号車にはなかなか回って来ません。

短い距離しか乗らないが、社内販売を利用したいというときはグリーン車または7号車・11号車に乗ることをオススメします。

 

まか
のぞみの自由席は1~3号車なので、自由席乗車時は車内販売に出会える確率は下がるということですね。

 

いざ、購入!実食!

 

車内販売の方に声をかけると、バニラと抹茶があるとのことだったので王道のバニラを選択!

 

霜もついていて、しっかり冷えていることが伝わります。

 

 

フタを開けると内蓋が。

銀色のアルミ素材でしっかり保冷しています。

 

カツンという石と石をたたき合わせたのか?という音が、プラスチックスプーンとアイスクリームからしました。

不思議な化学反応('ω')

 

 

↓放置3分後。

回りはすくえるようになってきた。

 

 

↓周りを掘るようになって9分。

くるくると回りから攻めていけば食べられる。

欲張って真ん中に手を出そうとしても硬いから削れず。

 

 

手で持って食べていたから、体温で回りと底面が溶けてきた?

くるくると回りを食べていたら、アイスの塊自体が回り始めました。

下の方も溶け始めているので、それを食べていく。

 

動く塊アイスとなっても、まだ中心部は硬いので注意が必要。

柔らかくなっているところ探し出して食べていく。

 

 

ごちそうさまでした!

1回目のスプーンを入れたタイミングから21分かけて完食。

 

 

味の感想

かなり濃厚な味でした!

一言で表すなら【ねっとり】。

 

味はしっかりあって、カップアイスのバニラのめちゃくちゃお高いやつってこんな味なんだろうなぁを具現化したもの。

筆者はカップアイスだと爽のようなサッパリ系ばかり食べていたので、このねっとりしっとりアイスには衝撃。

 

甘さもしっかりあったので、食べ慣れていない筆者は食べ終わったあとに喉が渇いてしまいました。

でも贅沢な味を口内でしっかり味わえました~!

 

バニラ味というより、ミルク味という方が近いかも?というのが筆者の感想です。

 

 

 

なぜこんなに硬い?

硬さのポイントは3つ!

 

乳脂肪分

硬さポイント① 乳脂肪分の高さ

 

このアイス(バニラ)の乳脂肪分は15.5%。

これはかなり高いです。

 

どのくらい高いかという前に、まずはアイスについての簡単な説明を。

 

アイスと一言で言っても含まれる乳固形分・乳脂肪分の違いによって、3種類に分かれています。

 

メモ

乳固形分・・乳製品のうち水分をのぞいた成分のこと。

乳脂肪分・・乳固形分に含まれる脂肪のこと。

 

江崎グリコ株式会社のHPによると

アイスクリームとは、乳固形分が15.0%以上(うち乳脂肪分8.0%以上)入っているもの。

アイスミルクは、乳固形分が10.0%以上(うち乳脂肪が3.0%以上)入っているもの。

ラクトアイスは、乳固形分3.0%以上のもの(乳脂肪分の量は問われません)。

 

新幹線アイスは乳脂肪分が8.0%以上でアイスクリームと認定される中で、15.5%もの乳脂肪分です。

 

ちなみに…

 

ハーゲンダッツ(バニラ)…アイスクリーム 乳脂肪分:15.0%

MOW(バニラ)…アイスクリーム 乳脂肪分:8.0%

食べる牧場ミルク(バニラ)…アイスミルク 乳脂肪分:5.7%

雪見大福…アイスミルク 乳脂肪分:3.0%

スーパーカップ(バニラ)…ラクトアイス

爽(バニラ)…ラクトアイス

 

となっており、スーパーやコンビニで購入できるものはアイスクリームよりもラクトアイスやアイスミルクの方がよく見るかもしれません。

 

注目してほしいのはハーゲンダッツ!

 

濃厚と言われるハーゲンダッツよりも、乳脂肪分が高いので、濃厚な味わいを楽しむことができます。

 

 

空気含有量

硬さポイント② 空気含有量の低さ

 

「空気含有量」という言葉、なかなか聞きなれない言葉ですよね。

成分表示や製品情報にも載っていない情報です。

 

まずは簡単に説明を…

空気含有量=アイスの中にどれだけ空気を含んでいるか

 

空気を含んでいることがどんな風に関係するの?と思うかもしれませんが、アイスはー18℃以下で保存される決まりがあります。

この冷たい状態にも関わらず、アイスは氷のような硬さもなく、口に入れるとすぐに溶けていきます。

この状態にするためには空気の量が関係しているのです。

 

空気含有量が高いと…

ふんわり軽い、さっぱりとした味わいになります。

 

空気含有量が低いと…

しっかりと濃厚な味わいになります。

 

新幹線アイスはこの空気含有量がとても低いことが特徴。

低くし、密度を高めることで硬くてねっとりとした味にしています。

 

まか
アイスの種類と違って、空気含有量の「高い」「低い」が何かに影響を与えるものではありません。味の感じ方の違いの部分が大きいので、これに関しては好みが大きいかなと思います。

保存

 

徹底した温度管理による保存状態もこの硬さのポイントです。

 

 

新幹線の車内でいつも同じものが食べられるという安心感。

車内は温度も季節や状況によって違いますし、もし溶けていたらと思うと悲しいですよね😢

 

新幹線アイスはドライアイスを使用し、低温を保っています。

そのため、より硬い状態でアイスの提供を出来るというわけです。

 

新幹線に乗らなくても食べられる⁈

実は通販での購入もできるんです!

 

ただ、やはり新幹線での販売は上記したようにドライアイスでの徹底した温度管理の下。

通販での購入ではあの硬さは再現できません

それでも味はしっかり美味しいので、試す価値アリだと思います!

 

硬さは新幹線に乗ったときのお楽しみにしておくのもいいですね(*‘ω‘ *)♪

 

 

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おじゃま まか

旅行&キャンプ&雑学好きの2022秋生まれBoyぎーくんのおかあさん! 関西在住、ワーママです。

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