こんにちは、30代ワーママ、お弁当を作りたいなと思っていてもコンビニで済ませてしまいます…

さてさて、先日ファミリーマートに立ち寄ったとき、大谷翔平選手がおむすびを持っているのぼりを見かけました。
『僕はおむすびのおいしい国に生まれた』
「ん?おむすび…?」なんだか懐かしい響き。
でも、ふと考えたんです。
私たちが普段口にする“おにぎり”と“おむすび”って、何が違うんだろう?
調べてみると、単なる呼び方の違い以上に、ちょっと奥深い違いがあるようです。
1. 形の違い
「おむすび」は三角形「おにぎり」は丸い形
と言われているそうです。
これは諸説ありますが、「おむすび」は山をかたどっているとされ、自然信仰の名残なんだとか。
日本の山には神様が宿ると信じられていたため、三角形の“おむすび”は「神の力を授かる」意味が込められていたそう。
一方、丸い“おにぎり”は、単に握りやすく、食べやすさを重視した形。
普段はおにぎりと使うことが多いですが、意味を考えると確かに大谷選手はおむすびといった方が似合う…笑
2. 言葉の由来と文化的背景の違い
「おにぎり」は“握る”という動作からきている言葉。
「おむすび」は、“結ぶ”という意味の「むすぶ」が語源。
単なる食事としてではなく、人と人との縁や自然とのつながり、神聖な意味合いが込められていたようです。
特に昔の人は、旅立ちの時やお祭りなど、節目に「おむすび」を作って家族の無事や健康を願ったとも。
今では「おにぎり」と「おむすび」はほぼ同じ意味で使われていますが、実はその背景には、日本の風土や人の思いがぎゅっと握られていたんですね。
毎日を何気なく過ごしてしまっていますが、こういうちょっとした気づきを大切にできる人でありたいものです…笑