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【兵庫“天滝”】弘法大師・空海も認めた聖地候補

 みなさん、空海(弘法大師)はご存知だと思います。日本の歴史の中で最も有名なお坊さんのひとりです。
 功績をとても簡単にいうと、真言宗を開いた、和歌山高野山に金剛峯寺を建立した、「弘法にも筆の誤り」ということわざのモデルになるくらい字がうまかった、まとめていうと“平安時代の仏教の拡がりに貢献した”ということでしょう。

そんなお坊さんとして、とても優秀だった空海。
そんな空海が全国行脚をする中で聖地候補と思った場所が兵庫の山奥にあるのです。それが「天滝」と呼ばれる滝です。

 

【天滝とは?】

 天滝は「日本の滝百選」に認定されています。
 天滝渓谷の入口には駐車場も完備されており、登山道も歩きやすく整備されているので比較的歩きやすい道と言えるでしょう。

 入口から約1.2km先の天滝を目指して進みます。
 道中の森(天滝渓谷)は森林浴場として「森林浴の森百選」「ひょうごの森林浴場50選」に選ばれているくらい、空気が澄んでいて気持ちがいいです。滝を目指して歩く途中にもたくさんの自然を感じることができるのはよいですね。
 また、いくつかの滝があり、それぞれに夫婦滝や糸滝など名前がついています。先人たちがつけたネーミングに想いを馳せながら歩くのも粋なものです。

 約1.2kmを登りきると、それは突然に現れます。
 天から降るかのように、流れ落ちる雄大さ。兵庫県下一の落差98Mを誇る天滝です。

 

【空海伝説】

 空海の伝説はこのように説明板には記されています。

 “弘法大師が仏運興隆の地を求めて全国行脚した際、滝の霊気に打たれて「この地こそ仏陀の我に恵み給いし聖地」と、谷の数をかぞえたところ、千に一つ足らなかったため、居を高野山に求めた―との伝説が残っています。”

 999の谷があったが、ひとつ、たったひとつ足らなかったことにより空海が居を構えることのなかった天滝。
 しかし、空海が候補とした伝説があるくらい澄んだ地ということは時を超えた今も引き継がれています。
 きっと空海も「あとひとつ…!」と惜しかったに違いありません…(´-ω-`)

 

【おわりに】

 
 約1.2kmの道のりは簡単なものではありませんが、見たときの感動はひとしお。平安時代にまで想いはタイムスリップしそうです。

 天滝のある養父市は車で竹田城まで30分、出石まで35分、城崎まで50分という兵庫の観光地に比較的近い土地です。もっと知名度があってもいいのになぁと思う筆者なのでした。

 

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おじゃま まか

旅行好きの祖父母に物心つく前から日本中を連れ回された影響で、旅行大好きに! ひとり旅も友だちとの旅行もなにもかも好き。 友だちとの旅行では、行く土地の小さな雑学を仕入れて、旅先でひけらかすのが好き。笑 最近はキャンプにハマってるアラサーちゃん。

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