温泉

【有馬温泉】全国温泉巡り|効能、泉質、歴史、見どころ、詳しくご紹介!

 

疲れたカラダとココロを癒してくれる温泉。

旅の目的地にする方も多いのではないでしょうか?

 

【全国温泉巡り】では、日本に3000あるといわれている温泉を一つひとつ、じっくり紹介していきたいと思います。

 

今回は兵庫の名湯、有馬温泉です。

 

 

【どんな温泉?】

 

兵庫県神戸市、六甲山の麓。標高350m~500mに位置するのが有馬温泉です。

 

有馬温泉は日本書紀にも記載が残るほどの日本最古の温泉といわれています。

六甲の自然に囲まれた温泉街は「関西の奥座敷」と親しまれています。

 

また、「日本三名泉」 「日本三古泉」にも選ばれています。

 

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【どんなお湯?】

 

世界的に見ても珍しい?!

有馬温泉は環境省が療養泉として指定している9つの泉質のうち、7つの泉質をもつ、世界的にも珍しい温泉なんです!

 

メモ

9つの泉質と有馬温泉の7つの泉質

〇単純性温泉

〇二酸化炭素泉

〇炭酸水素塩泉

〇塩化物泉

〇硫酸塩泉

〇含鉄泉

〇放射能泉

硫黄泉

酸性泉

 

7つの源泉があり、太古から湯が沸き出続けています。

 

天神泉源

天神社の境内にあるのがこの天神泉源。98℃という高い温度の温泉がゴボゴボと音をたてて、白煙が立ち昇ります。

極楽泉源

極楽寺、太閤の湯殿観の裏側にあります。

御所泉源

83℃の源泉で、周りは庭園に整備されています。

有明泉源

高い櫓と煙突が目印です。

妬(うわなり)源泉

妬神社のすぐそばで湧いている源泉です。この源泉は、美しく化粧をした女性に対し、お湯が嫉妬して噴き出したことから妬湯と名づけられました。

太閤泉

飲泉可能の源泉です。「金の湯」入口横で飲むことができます。

炭酸泉源

飲泉可能の源泉です。炭酸泉源公園にあります。中央の丸い石から冷たい炭酸水が湧き出ていますが、飲むのは左手の飲料場で飲泉します。

明治になって検査がされるまでは、毒水とされており、誰も近づくことはありませんでした。

 

 

また、有馬温泉といえば金銀ですよね。

紹介した7つの泉質は、赤褐色の「金泉」無色透明の「銀泉」に分けられます。

 

金泉(含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉)

赤胴色の濁った湯が特徴。

湧き出す瞬間の湯の色は無色透明ですが、空気に触れると赤銅色に変化します。これは、湯に含まれる鉄イオンにより起こる現象です。

塩がお肌につき、薄い皮膜をつくるため、保温効果が持続◎

肌の新陳代謝を促進する効能もあるので、保湿効果も期待大。

効能:冷え症、腰痛、関節痛、外傷、自律神経系障害 など

 

銀泉(「二酸化炭素泉(炭酸泉)」「放射線能泉(ラドン泉)」

こちらの湯は無色透明。

二酸化炭素泉炭酸はガスが湯に溶け込んでいるので、毛細血管を拡張し、血流促進してくれます。むくみ解消に効果大

また、炭酸泉は飲むことで胃液の分泌を促してくれます。

 

効能:高血圧症、血管の諸症状、食欲増進 など

 

【歴史】

 

歴史は古く、「日本書紀」にも記載されているほど。

 

オオナムチノミコト(大己貴命)とスクナヒコナノミコト(少彦名命)の二柱の神様が有馬の地に温泉を発見したのが始まりだといわれています。

 

この二柱の神様が有馬を訪れたさいに、三羽の傷ついたカラスが水たまりで水浴びをしていました。するとその数日後、カラスの傷は治っており、その水たまりが温泉であったと伝えられています。

その後、この二柱の神様とカラスたちは有馬の守り神として祀られています。有馬温泉にある湯泉神社の境内にはカラスの彫刻が施されてあります。

 

飛鳥時代の天皇(34代舒明天皇(593~641年)や36代孝徳天皇(596~654年))も有馬温泉に入ったと文献に残されています。

 

有馬温泉に最も繁栄をもたらしたといわれているのが、豊臣秀吉によってです。

 

秀吉は湯治のために、正室であるねねと共に何度も有馬を訪れ、そして千利休らと盛大なお茶会を開いています。

 

秀吉の功績として大きく残るのは、1596年(慶長元年)の慶長伏見大地震での大規模な改修工事です。

建物の被害だけでなく、温泉の温度が急上昇し、熱湯となってしまいました。

秀吉の大規模改修のあと、350年間、一度も泉源の改修工事を行っていないので、この秀吉の工事がどれほどのものだったのかうかがえます。

 

【有馬温泉の見どころ】

ゆけむり広場

 

中央に湯けむりに見立てた滝があります。この滝の内側に入ることもできるらしく、フォトスポットとしても人気の場所です。

滝の目の前には河童像「友情」。この河童像は姉妹都市である札幌市定山渓温泉から送られたものです。

 

広場の傍らには秀吉の像が、川をはさみ、ねね像と向き合うように配置されています。

 

 

ねね橋&ねね像

街の中心部になり、赤さが目立つ橋。それがねね橋です。

そのたもとには、ねねの像が。

 

有馬が気に入り、この地に別邸まで建てたといわれています。

 

メモ

秀吉とねね

秀吉がまだ“木下藤吉郎”だった頃に出会い、秀吉25歳、ねね14歳のときに結婚をしています。

この時代には珍しく、恋愛結婚であったという説も。

 

子には恵まれなかった2人ですが、大名や家臣の目の前で互いに方言丸出しで大喧嘩をするほど信頼しあっていたといわれています。

 

 

【おわりに】

 

「日本三名泉」「日本三古泉」と日本の中でもトップクラスの温泉として名を馳せる有馬温泉。

 

いくつもの泉質をもち、金の湯、銀の湯と分かりやすくなっているのもいいですよね。

 

有馬温泉発着で、“1000万ドルの夜景”といわれる六甲山の夜景を見に行くバスツアーが10月~12月の期間限定ですが行わており、朝から晩まで楽しめる観光地となっています。

 

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画像提供:©一般財団法人神戸観光局

 

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おじゃま まか

旅行好きの祖父母に物心つく前から日本中を連れ回された影響で、旅行大好きに! ひとり旅も友だちとの旅行もなにもかも好き。 友だちとの旅行では、行く土地の小さな雑学を仕入れて、旅先でひけらかすのが好き。笑 最近はキャンプにハマってるアラサーちゃん。

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