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知らないとかっこ悪い?-神社・お寺の参拝方法

 山門の敷居に腰掛けて、記念写真を撮っている方をお見かけしました。確かに、構図としては写真映えするかもしれません。しかし、参拝としてはとても残念な行為です。かく言う筆者も、手水舎での作法は曖昧です。寺社仏閣巡りが趣味というわりには、です。

 参拝の基本的なマナーを身に着け、さあ、参拝に行きましょう!

 

●参拝方法を知ろう。

 基本的な作法は5つ

    • 1、 中へ入るとき
    • 2、 参道を歩くとき
    • 3、 手水舎
    • 4、 拝礼するとき
    • 5、 帰るとき

5つの基本を覚えるだけで、スマートな参拝に早変わりです。

では、1つずつ確認していきましょう。

1、 中へ入るとき

 

神社の入り口には鳥居があります。鳥居は、俗界と神の世界を分けるもの鳥居より向こう側は神聖な世界なのです。

そのため、鳥居をくぐるときには、身だしなみを整え、お辞儀をします。

 

寺院の入り口にあるものは、山門です。

山門も鳥居と同じで、神聖な世界を分ける役割を果たしています。鳥居をくぐるときと同じように、身だしなみを整えます。合掌をし、お辞儀をしましょう。

 

山門をくぐるとき、足元には木があり、それをまたいで(女性は右足、男性は左足から)中に入ります。この木のことは「敷居」と呼ぶのですが、踏まずにまたぐのが作法です。

 

なぜ踏んではならないのか、諸説あるようですが、山門の外は俗界、内は仏の世界と考えると、敷居があるのはそのちょうど中間の世界です。

その中間に、足を踏み入れてはならない、ということもあるのでしょうね。

 

ちなみに、筆者は子どもの頃、祖母から「神社は神様のお家。鳥居は玄関。神様のお家にお邪魔するのだから、お邪魔しますの気持ちをこめてお辞儀をしないといけない。」と教えられました。

今でも鳥居でお辞儀をするときは、心の中で“お邪魔します”と呟いてしまいます(笑)

 

2、 参道を歩くとき

本殿に向かって続く参道。歩く場所にもマナーがあるのはご存知でしたか? 

横に広がって歩くのは一般道ではNG行為ですが、参道でもそうです。

 

参道の真ん中は神様が通られます

 

そのため、私たち人間は真ん中を避けて歩くのが作法です。

また、気持ちを落ち着かせ神様へ参拝するためにもゆっくりと歩を進めるのがよいとされています。

 

3、 手水舎

この漢字読めますか?(作法とは直接関係ありませんが…)

筆者はこれを「ちょうずしゃ」と呼び、友人は「てみずしゃ」と呼びました。
2人の間にはきまずい空気が流れた…ということがありました。
これ、どちらも読み方としては合っているのです。自分たちが知らなかっただけという小話です(笑)

こういう小さな豆知識でも仕入れておくと、空気が悪くなることもなければ、むしろ、会話が盛り上がるかもしれませんね。

 

では、手水の作法についてですが、まずは基本的な考え方から確認していきます。

 

そもそも、なぜ手水をはさまないといけないのでしょうか?

 

冬場の手水なんて、寒空の下で、しっかり冷えた水で手を洗うという苦行と思われるような行為です。

避けてもいいのならば、避けたいですよね。

 

しかし、だからといって避けてはいけません。

手水は心と体を清める行為。

手水を通して、俗界での穢れをきれいにします。

両手と口を洗い清めることで、魂も清めるといわれています。

 

歴史的にみると、手水はそもそも川で行われていました。

時代とともに、手水舎ができ、そこで手水を行うことになったのです。

 

手水の流れですが、左手→右手→口→左手→ひしゃくの順で清めていきます。

 

  1. 手水舎に軽く一礼
  2. ひしゃくで水をすくう
  3. 左手を洗う
  4. 右手を洗う
  5. 左手に水を溜め、その水で口をすすぐ
  6. 左手で見えないように口元を隠して水を出す
  7. 左手を洗う
  8. ひしゃくを立て、柄の部分を洗うように水をつたわす
  9. 手水舎に軽く一礼する

 

ポイントとなるのは、この一連の動作をひしゃくですくった一杯の水で行うことです。

神社でも、寺院でも手水の基本的なやり方は同じです。

 

4.拝礼するとき

 神社とお寺では、お祀りしているものが違います。そのため、拝礼方法も一部違ってきます。

1.賽銭箱にお賽銭を入れる。

 賽銭を入れる行為の意味には諸説あります。

 

・お金に自信の穢れをつけ、祓い清めてもらうためという説

・神様へのお礼の品という説

 

どちらにしても、神様へささげるものですので、強く投げ入れること、遠くから投げ入れることは神様へ対して失礼ですね。

 

2.拝礼をする。

 この場面が神社と寺院では違いがあるので、注意しましょう。

〔神社の場合〕

鈴を3回を目安に鳴らします。
そして、二礼二拍手一礼を行います。
 二礼…2回頭を下げて深くお辞儀をします。神様への敬意と感謝を示します。
 二拍手…胸の高さで合掌(手のひらを合わせます)。その時に、右手を少し下にずらして2回、手をたたきます。そして、指先をきちんと合わせてお祈りをします。
手のひらをずらすのは、神と人がまだ一体になっていないということを表しています。
鈴や拍手の音は、邪気を払い心身を清めてくれるものとされています。2回手をたたくことで、神と人が一体になり、神様へ祈ることができるのです。
 一礼…最後に頭を下げてお辞儀をします。このお辞儀により、神様をお送りします。

〔寺院の場合〕

胸の前で合掌したまま一礼します。
そして、お焼香へ。右手の親指と人差し指、中指の三本でお香をつまみ、額の前に揚げます。
左手を添え、静かにお香を香炉に落とします。(回数は宗派によって違うので、わからない場合は1回でOK。)
鰐口(神社でいう鈴)は1回を目安に打ちましょう。
両手を静かに合わせて(「合掌」)祈願します。神社とは異なり、拍手は打ちません。音を出さない理由は、寺は死者の魂が静かに眠っている場所のため、霊魂を呼び覚ましてはいけないから、といわれています。
拝礼後は、本堂に向かって一礼をしてからその場を去ります。

5.帰るとき

帰るときも来たときと同様に参道の真ん中を避けて歩き、神社・山門では中に向かってお辞儀をします。

 

 

まか
参拝の基本的なマナーを身に着け、スマートに寺社仏閣巡りをしましょう!
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おじゃま まか

旅行&キャンプ&雑学好きの2022秋生まれBoyぎーくんのおかあさん! 関西在住、ワーママです。

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