東京のランドマークといえばスカイツリーでしょうか、東京タワーでしょうか。筆者はまだまだ東京タワーを思い浮かべます。(だって東京って入っているんだもの。)
消灯の瞬間をカップルで一緒に見ると永遠に結ばれるとか、都市伝説スポットであるとか、いろんな噂も多い東京タワー。そんな東京を代表するスポットである東京タワーのこと、あなたはどこまで知っていますか?
【東京タワーについて】
東京タワーは1958年(昭和33年)12月23日に完成。正式名称は「日本電波塔」です。東京タワーという名称は8万通を超える公募の中より選ばれました。
建てられた目的は当時乱立していた電波塔をひとつにするため。テレビ局の電波がさまざまな場所から飛ばされるという事態になっていたため、ひとつに集約するために構想が練られました。
高さはゴロがいいので知っている人も多いと思います。333mですね。当初の構想段階では、もっと高いタワーになる予定でしたが、地震や台風の多い日本で高さのある塔を建てるのは相当に技術が必要でした。
しかし、333mでも当時の高さで見れば世界一でした(パリのエッフェル塔は324m)。日本国内で見ても自立式鉄塔としてはスカイツリーに抜かれるまでは51年間、日本一を誇っていました。
【なんで赤白?】
東京タワーを思い浮かべると、そこには自然に赤白の配色が出てくると思います。
なぜ赤白なのかというと、昼間に飛行機が安全に飛ぶためです。航空法により、60mを超える高さの建物には航空障害灯の設置が義務付いています。この赤白は昼間障害標識のため、赤白になっているのです。
赤白に合わせて東京タワーを想像する中で思い浮かべるもので夜間のライトアップがあると思います。基本のライトアップは2種類ですが、季節のイベントやプロモーションにより色が変わることもあります。メッセージが表示されることもあるんですよ。
【なにがある?】
2011年、デジタル放送への移行により、電波塔としての役目をスカイツリーへ。
現在は展望台、カフェ、ショップ、テーマパークなどが入る観光施設としての色合いが濃くなってきました。
東京タワーには2つの展望台があります。富士山や筑波山、房総半島、スカイツリーやゲートブリッジを見渡すことができます。
〈150mのメインデッキ〉
ガラス張りになった床、スカイウォークウインドウがあります。高所恐怖症の人でなくとも、怖さを感じる高さです。
そして東京23区の中で1番高い場所にある神社、タワー大神宮があります。タワーの創立20周年を記念して、伊勢神宮から御神霊を招き、天照皇大神を祀っています。恋愛成就や合格祈願のご利益があるといわれています。
また、メインデッキまではタワーの外階段を昇って上がることができます。600段の階段を歩いてのぼります。かなり疲れそうですが、景色を見ながら自分のペースでのぼることができるのでそこまで疲れないそうです。
〈250mのトップデッキ〉
入場するためには事前にトップデッキツアーの予約が必要です。トップデッキはユアーを体感した人にしかわからないお楽しみとのことです!
【おわりに】
いかがでしたか?
実は東京タワーは国の登録有形文化財にも指定されている場所で、日本一の座を誇っていた塔。
東京観光の際には、ぜひそんな目でご覧ください!
アイキャッチ画像の写真……東京観光の際に自分で撮ったものなんですが、空の色とタワーの色の比がお気に入り!