豆知識

【瀬戸内海の名うずまき】渦潮ってそもそも何?どこで見れる?豆知識も!

 

「渦潮」といえば、徳島?淡路島?瀬戸内海?鳴門海峡?

 

なーんか瀬戸内のあたりで発生する自然現象のように考えてはいませんか?

実は渦潮、条件が重ならないと見ることのできない貴重な現象だったのです。

 

渦潮って何?

これが渦潮。

 

実物は見たことはなくても、写真などで見たことがある方も多いと思います。

海に大きな渦が出来、波がたっているのが分かります。

 

世界一の渦潮 日本にある!

この渦潮の現象、世界を見渡してみてもかなり貴重な現象!!

 

そのうえ、

 

世界一の大きさの渦潮は鳴門海峡!!

 

うずしおクルーズのHPによると

「世界のうずしお」大きさランキング

 日 本 :鳴門海峡(直径20m)

ノルウェー:サルトストラメン街の海峡(直径10m)

 フランス:ランス川河口(直径2m)

 

いつでも直径20mの渦潮が見えるというわけではありませんが、

春・秋の大潮時には大きな渦潮が期待できます。

 

まか
2位3位と比較しても、かなり大きな渦潮が日本で起こることが分かります!

 

渦潮が発生する仕組み

渦潮は潮流により発生する自然現象。

 

太平洋と瀬戸内海の潮の干満差により、淡路島と鳴門市(徳島県)を挟む「鳴門海峡」で発生します。

 


  一般社団法人 鳴門市うずしお観光協会より引用

 

太平洋(紀伊水道)から満潮の波が入り込み、淡路島の南側で「鳴門海峡方面」と「大阪湾方面」の2方向に分かれます。

「大阪湾方面」に入った波は明石海峡を抜け、「播磨灘」に入り、時間をかけて淡路島を一周。そして鳴門海峡へと達します。

この間に紀伊水道側は水位が下がり、干潮となっています。

鳴門海峡では、播磨灘と紀伊水道のあいだの海水面に水位差が生じます
海水は高い方から低い方へと流れ込み、中央部と両側の潮の流れの速度差により、渦が発生します。

 

 

渦潮が見れる時

渦潮は、潮流により発生する自然現象。
そのため、潮の流れない時間帯には見ることはできません。

一日のうちで潮流が最速となる時間帯に最も迫力ある渦潮が発生します。

潮流が最も早くなる時間帯をチェックしておくことが大切となります!

うずしおクルーズのHPに、その日の満潮干潮の時間の記載があります。

満潮干潮の前後の時間帯が渦潮の発生度が高いです。

  • 大潮の日は前後2時間
  • 中潮の日は前後1時間半
  • 小潮の日は前後1時間

潮流の速さは毎日違うので、渦潮の大きさや迫力は毎日違います。

訪れるたびに違った顔を見せるのも自然現象ならでは面白いです。

しかし、

まか
迫力があって大きな渦潮が見たい!

とも思うもの。

そんな方へは大潮の日がおすすめです。

大潮の日は月に2回、満月と新月の日です。

大潮の日は月と太陽の引力が重なるため、満潮と干潮の水位差が大きくなり、潮の流れも速くなるためです。

 

渦潮の見れるおすすめスポット

渦を間近で体感したいなら船!

うずしお汽船

8:00から30分毎に出港している高速艇です。

約20分の船旅を楽しむことができます。

 

大塚国際美術館横、亀浦漁港より出港しています。

公式HPはコチラ→https://www.uzushio-kisen.com/

大 人:1600円
小学生:  800円

 

鳴門観光汽船 (うずしお観潮船)

  • 大型観潮船「わんだーなると」
  • 水中観潮船「アクアエディ」

の2船が運行しています。

 

「わんだーなると」は予約不要で乗れます。

40分毎に出港、約30分の船旅です。

 

渦潮の真上まで進む船です。

大 人:1800円
小学生:  900円

 

 

「アクアエディ」は世界初の水中観潮船!

予約制となっており、30分毎に出港、約25分の船旅です。

 

水中から渦潮を見ることのできる貴重な体験!

大 人:2400円
小学生:1200円

 

公式HPはコチラ→https://www.uzusio.com/

 

うずしおクルーズ

約60分の船旅。

渦潮だけでなく、淡路島を見渡すことや史跡のある島を見ることのできる充実の船旅を楽しめます。

 

1860年に勝海舟によって日本人ではじめて太平洋横断しアメリカへ渡った蒸気帆船、咸臨丸を復元しており歴史を感じることもできる船旅です。

南淡路、福良港より出港しています。

大 人:2500円
小学生:1000円

公式HPはコチラ→https://www.uzu-shio.com/

 

 

真上から観察したいのなら橋!

大鳴門橋遊歩道 渦の道

淡路島と四国を結ぶ大鳴門橋。

 

その車道下部分には海上遊歩道があります。

遊歩道の展望室にはガラス張りの床があり、高さ45mの高さから鳴門海峡を覗くことができます。

詳しくは渦の道公式HPをご覧ください。

渦の道HP:https://www.uzunomichi.jp/

 

おわりに

実は高校のときの修学旅行で渦潮を見に行った筆者。

まったく見ることができず、悔しい思いをしたことを覚えています。

 

そのときは渦潮はいつでも発生しているものだと思っていました…

 

条件が重ならないと見ることのできない貴重なものと知り、

次行くときには満潮干潮の時間をしっかり確認します!!

 

 

鳴門海峡の上を通る大鳴門橋の上は駐車禁止ですので、

注意してください。

 

 

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おじゃま まか

旅行&キャンプ&雑学好きの2022秋生まれBoyぎーくんのおかあさん! 関西在住、ワーママです。

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