函館の夜景
日本で夜景の綺麗な場所といわれたらどこを思い浮かべますか?
大都会東京?異国情緒の残る長崎?港町の神戸?工場夜景の北九州?
どこもその都市ならではの地形や光でロマンチックですよね…。
そんな様々ある夜景スポットですが、今回は北海道・函館の夜景をご紹介します!
【函館の夜景について】
2011年「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で眺望が三ツ星に選ばれた函館山からの夜景。
美しさの秘密は、函館山の標高が334mで町並みとの距離感が適度であったり、街明かりが山の麓までしっかり輝いていたり、街路樹の明かりの色が柔らかなものであったりとさまざまあります。
しかし、特徴的な点として地形があげられます。
函館港と津軽海峡に挟まれたくびれの形で函館の町並みがあることで、色の明暗が際立っています。
この特徴的な地形は昔からこうだったわけではありません。
太古の昔、函館山は海上に火山噴火でできたものでした。その後、陸地と砂州で北海道本土とつながり、今のくびれのような地形となったのです。この地形は夜景だけでなく、昼間や夕方も遠くの方まで見ることができ、魅力的な風景を見ることができます。
夜景には”ハート”の文字が隠れているといわれています。大切な人と一緒に見つけて祈ると幸せになれると昔からの言い伝えが…!人が多いのでツアー観光客が到着する前に堪能しておくのがベターです。
【函館夜景ならではの…】
夜景というと人工的な光で作られているイメージがありますが、地形が美しさに一役買っているように自然と共存しているからこそ、綺麗さが際立つのがここ、函館山の夜景です。
なので天気や季節に応じて見せる顔が違い、いつ見ても新鮮な気持ちを感じさせてくれます。
・初夏・・・函館の霧が発生しやすい時期です。霧の中にぼんやりと浮かびがる夜景は、とても幻想的です。
・冬・・・冬の北海道といえば、確実に雪景色ですね。明かりが雪に反射することで、輝きはより増します。イルミネーションの時期でもあるので、光の量も増えます。
・夏・・・7月~9月は津軽海峡に漁火(いさりび:イカ釣り漁)が浮かびます。真っ暗な海に点々と並ぶ漁火と、街明かり。函館ならではの夜景を見ることができます。
【おわりに】
いかがでしたか?
とっても広く、見どころの多い北海道。
そんな北海道・函館夜景もぜひお楽しみください。