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【みかんの豆知識】歴史・語源・栄養・雑学までまるわかり!

🍊みかんの豆知識|歴史・語源・栄養・雑学まとめ

☖️みかんってどんな果物?

冬の定番果物といえば「みかん」。

こたつで食べるイメージが強いですが、最近では「機能性表示食品」としても注目され、健康効果でも話題になっています。

 

【みかんの歴史】

日本で最も一般的なみかんである「温州(うんしゅう)みかん」

温州みかんの写真

農林水産省の統計(平成25.26年度)によると、ほぼ4分の1!

 

しかし江戸時代には「紀州みかん」が主流でした。

その後、明治時代以降に温州みかんの栽培が全国で広がり、手でむけて食べやすく、酸味も控えめなことから、家庭用果物として人気が爆発。

温州みかんの初記録は18世紀末頃、鹿児島県で自然に発生したものとされ、現在の主流品種のルーツと考えられています。

 

【みかんの語源】

「温州」は中国・浙江省の地名であり、かつてはそこから持ち帰った柑橘類が由来と考えられていました。

しかし、中国には同じ品種の柑橘は存在せず、実際には鹿児島で発生した突然変異が日本で独自に進化したという説が有力です。

「温州みかん」という名は、中国からの伝来品のような印象を与えるために名付けられたとも言われています。

 

【みかんの栄養】

温州みかんには健康維持をサポートする栄養素が多く含まれています。

栄養素 働き
β-クリプトキサンチン 強い抗酸化作用でがん予防や骨の健康維持が期待される
ビタミンC 美肌・免疫強化に◎。水溶性なので毎日こまめに補給
クエン酸 疲労回復をサポート。ミネラル吸収を助ける働きも
食物繊維 腸内環境を整える。袋や白いスジに豊富

温州みかんなら2個で約200g農水省が推進する「毎日くだもの200g」運動の目安をクリアできます。

 

【みかんの雑学7選】

  1. 海外では「テレビオレンジ」と呼ばれる:ナイフいらずで手軽にむけるため、テレビを見ながらでも食べられるという理由
  2. 白いスジ「アルベド」にはヘスペリジンという抗酸化成分が含まれる
  3. 風邪予防には袋ごと食べるのがおすすめ。栄養を逃さず摂取!
  4. 手が黄色くなるのはカロテノイド色素の影響(無害)
  5. 黒い点(油胞やかいよう痕)は皮のキズ跡。果肉には影響なしで食べても問題なし
  6. 温州みかんは基本的に種なし。まれに種があるのは他の柑橘の花粉の交雑による影響
  7. 冷凍すると酸味が落ち着いて甘みが際立つ。夏のおやつにもおすすめ!

みかんの品種、実はたくさんあります!▶▶みかんの品種・ブランド徹底比較!温州・有田・紅まどんな…味の違いを知れば選び方が変わる!

 

【おわりに】

みかんはただの冬の果物ではありません。

美容にも健康にも嬉しい効果が期待され、生活に取り入れやすいスーパーフルーツです。

こたつで食べるだけでなく、毎日の健康習慣としても活用してみてくださいね。

 

 

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