城郭

【城用語】-知って城観光するともっと楽しくなる?!

 

姫路城は世界遺産に登録され、観光客の数を伸ばしています。

NHK大河ドラマの影響もあり、城をはじめとした歴史に目を向ける人も多くなってきました。

しかし!城にまつわる用語ってなんか種類多いし、分かりづらいと思いませんか?!

私は思っています。なので、今回はそんな用語をほんの少しですがまとめてみました

 

山城

山の上の方に建てられた城。戦闘向き。

平山城

小高い丘陵地などに築かれた城。

平城

平地に建てられた城。政治向き。

陣屋

周囲を簡単な塀や柵、堀で固めた戦闘に備えた屋敷。収入の少ない大名や、徳川家からの新規築城への統制により城の代わりに本拠として構えるものもいた。

 

【建物】

曲輪

(くるわ)

郭(くるわ)ともいう。石垣・土塁・堀などで区切られた城郭内のこと。

天守や御殿のある中心地域「本丸」

城主家族や重要施設のある区域「二の丸」

それを取り巻く防御施設「三の丸」

本丸御殿

城主が政務をとったり生活を送ったりした屋敷。

天守

天守閣ともいう。平時は閉鎖されており、人が立ち入ることは稀であったが、その城のシンボル的な建物。櫓としての役割も担っている。

大手門

追手門ともいう。いわば城の正面玄関。威圧感を与えるためや厳重な防御のために、迫力があるものが多い。

搦手門(からめてもん)

表の大手門に対し、裏門を指す。有事の際にはここから城主は密かに逃げるため、小さめなものが多い。しかし、大きな城になればなるほど、門が多く、対の関係になっていないところもある。

 

 

【防御施設】

石垣

塀や天守、櫓の土台に石を使った建物基部のこと。

 

野面積み

加工しないままにそのままの岩石を積み上げていく。一番旧いもの。

でこぼこがあるのでのぼりやすいという欠点がある。

 

打ち込み接(は)ぎ

よく見られる石垣。岩石の形をある程度整えて積み上げる。隙間には小さな石を詰める。

 

切り込み接(は)ぎ

一番新しい積み方。岩石同士の接する面を加工して隙間なく積み上げる。技術がとても必要。

敵の侵入するため、城の周囲を掘り下げた防御施設。

水を蓄えたものを「水堀」、蓄えていないものを「空堀」

本丸に近いものから「内堀」「中堀」「外堀」

石落

石垣などを登ってくる敵に対して、下向きに攻撃するために壁面に下向きに作られた隙間。

(やぐら)

屋根付きで中に兵が入ることのできる建物。門や石垣の上など要所におかれることが多く、有事には潜入した敵に狭間や窓から攻撃する。食料や武器の貯蔵庫になることもある。

多門櫓  (たもんやぐら)

通常の櫓を横に延ばしたもの。城門付近や堀沿いなどに築かれ、兵士が大勢詰めることが可能。防御力は非常に高いといわれてる。

狭間(さま)

壁や櫓の壁に開けられた銃や弓矢を放つための小窓

丸型、正方形、三角形は火縄銃用で鉄砲狭間と呼ばれる。低い位置にある。

縦長長方形は弓矢用でや狭間と呼ばれる。高い位置にある。

 

もっともっと調べ始めたら山のように出てくる城用語!

しかし、上記レベルを頭の片隅に入れておけば城に提示されている説明文を読んでもなんとなく分かるようになるかも?!

 

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おじゃま まか

旅行&キャンプ&雑学好きの2022秋生まれBoyぎーくんのおかあさん! 関西在住、ワーママです。

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