今回は和歌山県に伝わる郷土料理「めはりずし」というお料理のご紹介です。
【めはりずしってどんな料理?】
和歌山県と三重県にまたがる紀州・熊野エリア。そこに古くから伝わる料理がめはりずしです。
にぎり飯を高菜の葉で包んだだけという、シンプルな料理です。
7世紀頃、このエリアは“木国(きのくに)”と呼ばれ、きこりやいかだ師(いかだで木や人を運ぶ人)がたくさんいました。
その方たちのお弁当として、にぎり飯と漬物を一緒に片手で簡単に手早く食べられるようにと作られたといわれています。
今でこそ一口大の食べやすい大きさになっていますが、昔はソフトボール大のとても大きなもので、名前の由来はこの大きさから「目を見張るほど大きな口を開けて食べるから」ともいわれています。(諸説ありますが…)
【どんな味?】
はじめにも書きましたが、にぎり飯を高菜の葉で包んだだけというシンプルな料理。
この高菜は1~2週間塩漬けして作られたものです。辛くなりすぎない適度のおいしさです。
にぎり飯、昔は麦飯を使っていました。今は酢飯であったり、白米であったり、店によってさまざまな味をしています。高菜の茎の部分を刻み込んで入れたり、五目御飯やゴマ、おかかやじゃこが入っているものもあります。
【おわりに…】
その郷土に伝わる郷土料理には、その土地の歴史や風習がつまっています。
郷土料理を通して、その土地のことを知る、、、
ひとつの楽しみ方ですね!
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