城郭

【備中松山城ってこんな城】歴史、見どころ、猫城主…詳しくご紹介!

現存天守のひとつである備中松山城の歴史や伝説、みどころを紹介していきます!

 

 

【備中松山城ってどんなお城?】

備中松山城は、岡山県高梁たかはしにあるお城です。

 

愛媛県松山市には松山城があり、実は他にも、各地に”松山城”があるのです。

その城との混同を避けるために、「備中松山城」と呼ばれるようになっています。

 

【備中松山城は天空の城?】

備中松山城は「天空の城」とも呼ばれ、親しまれています。

 

なぜ”天空の城”と呼ばれているのでしょうか?

それは備中松山城が雲海の出現するスポットであるからなんです。

  

雲海についてはコチラ→→→【雲海】雲海の出現条件や仕組み、有名な出現地など、雲海の豆知識!

参考

天空の城といわれ、兵庫県の竹田城を思い浮かべる方も多いと思います。

竹田城も同じ理由で「天空の城」と呼ばれていますね。

しかし、竹田城は竹田城跡。

石垣が残っているのみです。

備中松山城は”現存天守”、当時の面影を感じることのできる史跡です。

どちらの「天空の城」も趣は抜群ですので、ぜひ両方の「天空の城」をお楽しみください☺

 

【備中松山城の歴史】

備中松山城のある臥牛がぎゅう山は、大松山・小松山・天神の丸・前山の4つの山の総称です。

 

鎌倉時代に秋庭重信が承久の乱の戦功により、このあたりの地頭となります。

その後、大松山に築城を始めたのです。

 

戦国時代には徐々に縄張りを拡げ、いつしか臥牛山全体へとなりました。

現存する今の形になったのは、江戸時代(天和年間:1681~84年)に入ってからのことです。

 

いま、天守の残る小松山の標高は約430m。

全国でもっとも高いところに残る天守です。

 

江戸前期の元禄6年(1693)に、その時の城主:水谷勝美が若くして急死、継子も13歳で死亡したため、水谷家はお家断絶、所領没収となりました。

このお家断絶を受け、城の受け取りを赤穂藩の浅野家が引き受けます。

このときに、忠臣蔵で有名な大石内蔵助も共に乗り込んだといわれています。

 

【現存12天守のひとつ】

 

日本に12城残る、現存天守のひとつがこの備中松山城です。

 

メモ

〔現存12天守/国宝5天守とは??〕

 

この12城の中でも、備中松山城は唯一の山城。

つまり、備中松山城は天守が現存する唯一の山城ともいえます。

 

備中松山城の天守は二重二階となっており、現存天守の中では最小といわれています。

 

【備中松山城のみどころ】

存在自体がみどころの備中松山城?!

岐阜県の岩村城、奈良の高取城とともに、日本三大山城のひとつに数えられるこの城。

本丸へと続く道のりは現在も徒歩のみとなっており、山城の”天然の要塞(ようさい)”の特徴を体感することができます。

徒歩で本丸まで向かいながらも、城の周辺は高さ10m以上の岸壁がそびえ、”難攻不落の名城”を見ながら進むことができるのです。

 

また、近世の城は政治的機能を備えていることが多く、敷地を広く取ることのできない山城は避けられていたのですが、備中松山城は近世城郭にも関わらず山城です。

これはふもとに小根小屋(おねごや)と呼ばれる館を設け、そこで政務をとっていたため、山城でも政治的機能を果たすことができたのです。

 

猫城主、さんじゅーろー

猫好きには必見!!

備中松山城の城主は猫なんです!

【いまの城主は猫?!備中松山城のさんじゅーろー🐈】

 

備中松山城の猫城主、「さんじゅーろー」です。

 

元々は飼い猫だったさんじゅーろーですが、平成30年にあった西日本豪雨災害で迷いネコとなり、備中松山城へ登城してきた猫です。

一時は元の飼い主さんの元に戻る話も出ていましたが、高梁市観光協会と話し合いをし、元の飼い主さんはさんじゅーろーを観光協会に譲られることにしました。

 

観光協会は正式にさんじゅーろーを飼い猫として迎え入れますが、そのときはまだ毎日エサを与える程度でさんじゅーろーの行動範囲はとても広いものでした。

 

この後、さんじゅーろーの大脱走事件が起き、この事件を契機に、さんじゅーろーは正式に”城主”として迎えられることになりました。

飼育は理人室のある本丸・五の平櫓で行われるようになり、さんじゅーろーも城主としての仕事を行うようになります。

 

毎日、10時と14時には城内の見回りを行います。

コースは自由気ままな城主の気分に合わせているため、特には決まっていませんが出逢えれば触れ合うことができます。

 

その際に、”フラッシュ撮影禁止”や”おやつはあげない(管理人へ渡すのならOK)”といった決まりもあるので、詳しくは「さんじゅーろー:高梁市観光ガイド(外部サイトへ飛びます)」をご覧ください。

 

さんじゅーろーという名前は、備中松山藩出身で新選組七番隊の隊長を務めた武士「谷 三十郎」からつけられました。

 

偶然にも日本一の山城に登ってきたというのは奇跡だと思います。山は他にもたくさんありますし、普通の山だったら保護してくれる人間もおらず、のたれ死んでいたかもしれません。備中松山藩出身の武士・谷三十郎も、家を出て、大阪で道場を開き、京都で新選組の隊長になるわけですが、さんじゅーろー(猫)が家を出て城主になる姿と、なんだかオーバーラップしてしまいます。

高梁市観光協会 事務局長の相原英夫さん(YAHOO!NEWSより)

 

 

【おわりに】

 

天空の城、備中松山城。

 

雲海×現存天守とは、なんともロマンがつまっている!!

とぜひ一度は見てみたいのですが、備中松山城へ登城するためにはかなり険しい道を徒歩で登らなければならないばかりか、雲海の出現は早朝のため、なかなかハードルが高く実現できていません…

 

 

【備中松山城 観光ガイド】

名称 備中松山城
時間

4月ー9月:9:00~17:30

10月ー3月:9:00~16:30

休み 12月29日~1月3日
料金

大人   500円

小中学生 200円

問い合わせ

高梁市観光協会

0866-22-1487

所在地 岡山県高梁市内山下1
アクセス

車をご利用の方

・岡山自動車道賀陽ICから城見橋公園駐車場(5合目)まで約25分
・5合目からは 登城整理バスで8合目まで行くことができる。

公共交通機関をご利用の方

JR備中高梁駅から
・8合目のふいご峠へ乗合タクシー(片道600円/名 ※前日17:00までの要予約)が便利
・普通にタクシー利用だと片道1500円程度

山歩き・徒歩を楽しむ方

・備中高梁駅から 約1時間半
・雲海展望台から 約1時間
・ふいご峠(8合目)から 約20分

駐車場

城見橋公園駐車場(5合目)110台

ふいご峠駐車場(8合目)14台

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おじゃま まか

旅行好きの祖父母に物心つく前から日本中を連れ回された影響で、旅行大好きに! ひとり旅も友だちとの旅行もなにもかも好き。 友だちとの旅行では、行く土地の小さな雑学を仕入れて、旅先でひけらかすのが好き。笑 最近はキャンプにハマってるアラサーちゃん。

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